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2016年8月13日

配布用ファイルを作ろう

MoeItemビルド方法説明の4回目(最終回)。
今日は、WindowsのSetup.exeを作るお話です。

5. 配布用ファイルを作ろう

5.1 InnoSetupの入手

InstallShield(有償)とか使えると良いのでしょうけれど、フリーソフトの配布なので無料で使えるInnoSetupを使います。
Jrsoftware.org からQuickStart Packを選んで(innosetup-qsp-5.5.9-unicode.exe)をインストールします。

5.2 InnoSetupの起動

InnoSetup.iss をダブルクリックするとInnoSetupが起動しますので、設定を眺めてみましょう。
プログラムファイル一式を C:\Program Files\moeItem に配置し、データベースファイルを全ユーザが読み書きできる C:\ProgramData に配置するなど、設定は一目瞭然なので説明は不要でしょう。
Compileを実行すると、Downloads にインストーラが作成されます。

5.3 Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージの扱い

dist\moeItemの中身をよく見ると Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージに含まれる mfc90.dll 等のファイルが存在します。
これらは、Microsoftサイトから適宜ダウンロードすれば配付プログラムに含めなくても良いのですが、InnoSetupでどのように処理を書いたらいいのか分らなくて放置しています。

以上で、MoeItemビルド方法の説明は終わりです。

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